(新素材)スカルピー新製品(その2)

「トイレットペーパーの芯に”当たり”って書いてありました。ナニこれ?」
こんにちは、郡津です。さて、前回掲載していました
新素材”スカルピーウルトラライト”の物性試験の結果を。
まず、結果からいうとグレスカ使いには、使いにくいかも知れません。
(結果は表にまとめましたが、これは主観を伝えるために若干誇張しています。)


物性比較
sheet-sc1.jpg
一番期待していた効果後の性質ですが、これが若干のゴム質でして
一言で言うと、とても軽いプリモってな感じ。
削りにくい(ケバ立つ・目詰まる)、弾性がありちっと捻った位では
破損しないといったところまで良く似ています。
で、それ以外の特徴として
・硬化前はべたつきが激しいがその分、後から盛りやすい。
・何故かは不明ですがべたつく割にはスパチュラで伸ばせます。
・とても柔らかい(練る必要が無い)
・比重はスパスカの2/3位? 水に浮く。
・純白
・削りには向かないがアートナイフでの加工は
 スカシリーズの中ではダントツしやすい。
・ルーターでの削りだと速度によっては削り残りが
 付着し、外れにくい(頑丈ともいえる)
・ごく僅か膨張する。練の程度に関係なく基質間に
 微細な空気がかんでいるためと思われる。
(硬化後1 130度で20分)
スカルピー焼成1.jpg
左からスパスカ(SS)、グレスカ(GS)、GS:UL=6:4(混スカ)、ウルトラライト(UL)
130度で20分。スパスカがこげているのはマスクしていなかった
からです。焼成直後のプリプリ感はどれも同じ。
(硬化後2 超硬カッターでの面出し。ペーパーがけ)
sc02.jpg
左上スパスカ(SS)、左下グレスカ(GS)、右上GS:UL=6:4(混スカ)、右下ウルトラライト(UL)
わかりにくいですが、ULは端部が少し毛羽立っています。
混スカとスパは並、グレスカは良好、スパスカは焼成ミスで、もろくなって
いてNC。この後でペーパーがけしてみましたが、ULと混スカはとにかく
削りにくいです。
(硬化後3 ルーターでのスジ彫り、丸彫り)
sc03.jpg
左上スパスカ(SS)、左下グレスカ(GS)、右上GS:UL=6:4(混スカ)、右下ウルトラライト(UL)
スカ全般でこういった作業は苦手ですが、若干問題点が違います。
スパスカ(SS)    スジ 良好        円 もろく削れる部分有
グレスカ(GS)    スジ 良好        円 並
GS:UL=6:4(混スカ) スジ 端部に削りかすが残 円 並
ウルトラライト(UL) スジ 端部に削りかすが残 円 端部に削りかすが残
というわけで、とりあえず新素材のご紹介でしたが、
うーん、こうして見るとあんまり既存スカユーザーに良いとこがないなぁ。
歯が入りやすくてアートナイフでの加工は抜群にいいんだけどなぁ。
後、押し付けて細かいところまで反転型が取れたので、
簡易な印象材として扱うのもいいかもしれません。
あと、消しゴムで戦車とか作られた方だとか、
プリモ使いの方からすると、案外、神素材に
化けるかもしれません。

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