希想学館における性表現について(前編)

すでにご存知かと思いますがまずは今回のお話の前提となる10/22報道に関して
都施設でポルノ漫画即売会、過去6回開催(YOL)
(現在は消去されています)
その後、別の報道。
都施設で過激マンガ販売 即売会の規制強化へ(産経)
これらについては調べた限りでは、発端となったイベント、個別の問題も含めてどーも以前から深いところでくすぶっていたものが露見してしまったというような感じなのですが、当然、こういった問題は以前から抱えていたことでしょうから、都産貿台東館のみの問題ではなく色々な会場や、イベント、サークルでも問題として取り上げられ始めているようです。
さて、こういったお話をする際に、そもそもそういった話をするべきか否かといった議論もあろうかと思います。今回取り上げたのは、その後、”対面調査”で行われた内閣府アンケートが妙なタイミングで発表されていることが気がかりだったからです。
このアンケートはPDFの中身を見ただけでも判るとおり、非常に恣意的な操作が可能な状態(対面式)で行われており、かつその結果もジャーナリスティック的にかいつまんで報道がなされております。今までも過去にこういったアンケートはありましたが、ここまでスピーディーに何かを狙っているように発表されているものは記憶にありません。どーも今回は何か臭います。
また、全体的に捕らえればこのアンケートは”大多数の常識”と捉えられなくもないですが、そもそもエログロもひっくるめて創作や自己表現というものは他人とは違うものを”同好の志”に公開にするという性質のもので”大多数の常識”とは相入れあうものではありません。
“表現の自由”と”内心の自由”と”公の秩序(今回の報道を含む)”を同じ問題として捉えてしまっているところが今回の問題を大きくしている最大要素のように思えます。
ですから、”18禁のブツ”を見せて”他人を不愉快にさせない”という
最も重要な一般論が一切抜けているのです。ですので以降の私の話もこの一般論は一切抜きで話します。おそらくこの話の対象となる方々(自称一般の方々)に一般論は必要ありません。
で、現状のところは主催側のゾーンニングと監視の徹底というところで落ち着きそうな雰囲気です。”内心の自由”はいかなるものであっても拘束されませんが、おいらもゾーンニングが正しく行われていれば、”公の秩序”の安定を十分担保しうるものと考えます。
ただですね、ぶっちゃけ、避けようったって通常の同人誌即売会でも、今回問題になった程度のエログロは、降って涌いたアホ公務員のごとく、わんさか存在してやがりますからよけきりようがないのも事実です。
ですので、えー、そういった“アフガンの地雷原”みたいな所にも果敢に突入してしまうフロンティアスピリッツあふれる自称一般の方々の方がおいらは心配です。
自爆していただくのは結構ですが、それを公にしてもあまり同情は得られないと思いますし、何より目をぎらつかせてあちこちさまよっている様は、逆にそれ目当ての”同好の志”にしか見えません。
先にゾーンニングの話が出ましたが、今でも結構ゾーンニングは正しく行われていると思われます。というかですねイベントの性質云々以前に、最も都心にあるといわれる都産貿台東館にしても結構立地としては変なところにありますし、しかも、たいていは館内の高層階(5F・6F・7F)で実施されていますしね。
そこに小さい看板が立っていて、
“アブノーマル○ーニバルって面白そうだから「通りすがり」で入ってみたら…”
って抗議されても、通りすがりの田代ま○しの言い訳より痛いです。
ツッコミどころ満載って言うよりツッコミようがないです。
“お前はどんなプレイを期待しているんだ?”
って答えしか返ってこないと思いますけどね。
まぁせめて会場の前あたりに自衛用の文言を掲げておく必要はあるでしょう。もし、不幸にもゾーンニングで対応できないときが来たなら一般参加者も事前予約制とかにしてしまえばよろしいのではないかと。(ブラックリストも作れますしね)
いずれにしても公権の動き以外は過剰に反応しなくてもいいと思います。
こういったフロントの活動って同人界商業ベースでも古くから議論されています。
→同人誌と表現を考えるシンポジウム(ITmedia)
以下後編に続く

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